ITパスポートの科目別学習ポイント
ここではどういった勉強をすれば効率的に進めていけるのか、各科目の学習ポイントから検証していきます。 まずは以下をご覧下さい。
科目 | 分野 | 平成21春季出題数 | 平成21秋季出題数 |
---|---|---|---|
ストラテジ (全35問) |
企業と法務 | 17問 | 13問 |
経営戦略 | 11問 | 15問 | |
システム戦略 | 7問 | 7問 | |
マネージメント (全25問) |
開発技術 | 8問 | 8問 |
プロジェクトマネジメント | 10問 | 9問 | |
サービスマネジメント | 7問 | 8問 | |
テクノロジ系 (全40問) |
基礎理論 | 9問 | 7問 |
コンピューターシステム | 11問 | 11問 | |
技術要素 | 20問 | 22問 |
上記は平成21年春季と秋季の各分野の出題数を現した表ですが、この数字を見ていくと 皆さんがどのような勉強をしなければいけないのか見えてきます。
まず、最も出題数の多い、テクノロジから勉強をすることがポイントです。
この科目は、パソコンやネットワークなどの基礎知識が問われ、普段パソコンを使う機会の多い、
学生や若い方には理解しやすいはずです。
しかも出題数が一番多く、この科目を得意科目とすることが合格への近道です。
その中でも出題数が最も多い技術要素が重要になります。
技術要素とは、ネットワークやセキュリティなどについてです。
例えば、ネットワークで言えば、どのような構成になっているか、IPアドレスやドメインの構造、電子メールやプロバイダーなどについてです。
セキュリティだと、どのような不正アクセスやウイルスがあるか、又その対策方法について、
ユーザー認証やアクセス管理などについてです。
普段パソコンを使う方なら、一度は聴いたことがある用語だと思いますし、 例え聞いた事がなくてもそれほど深くは問われませんから、しっかりと勉強すれば理解できるようになります。
そして、テクノロジをある程度理解できるようになれば、ストラテジ、マネージメントの勉強をしていくと良いでしょう。
ただし、ここで注意してほしいのは、得意科目は作っても苦手科目を作らないようにして下さい。
ITパスポートの合格基準は、各科目にも最低点が設けられています。
例え、総得点が、満点の6割以上だったとしても1科目でも3割をきってしまえば、そこで
不合格になります。
テクノロジから勉強するといったのは、あくまで効率を考えてことで、それだけを勉強すると言うことではありません。
要は、出題数に応じた勉強時間の配分をすることが重要なのです。
全ての科目を満遍なく勉強することもITパスポートの試験勉強には大切です。
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